「うるさい」は「noisy」?それとも「loud」?!

2024年1月23日

みなさんが一度は耳にしたことのある『noisy』と『loud』。
「うるさい」を意味する言葉ですね。

日本語の「うるさい」という言葉。
これは様々な場面で違った意味で使うことができます。
テレビの音がうるさい
話し声がうるさい
周りがうるさい

これを英語でいう場合、
みなさんは、それぞれの場面で『noisy』と『loud』を
しっかり使い分けられますか?

まず『noisy』をみてみましょう。
もしかしたら『loud』よりも、この『noisy』のほうが
先に思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

でも実は、日常的によくネイティブが使っているのは
loud』の方なのです!

noisy』は日本語にすると、
確かに「うるさい、やかましい」という形容詞の意味がありますが、
これを英語の意味でみてみると
making a lot of noise」で、音の大きさよりも
音がたくさんある様子を表しているのです。

一方で『loud』は
producing a large amount of sound」で
音の量が多い、つまり音の大きさが大きいことを意味しています。
音そのものの大きさが大きい(うるさい)ことを言いたい時は、
loud』を使うということですね。

例をあげて見てみましょう。

シンプルに音の大きさを表す『loud』

His voice is loud.
➡彼の声は大きいです。
I heard something loud.
➡何か大きい音が聞こえました。
Can you speak louder?
➡大きい声で話してくれますか?

音が沢山あることによる騒々しさを意味する『noisy』
そのことによる不快さを表すことが多いです。

I went to the noisy restaurant.
➡騒がしいレストランに行きました。
I can’t sleep well because I live in a noisy neighborhood.
➡うるさい地域に住んでいてあまり眠れません。

日本語では同じ『うるさい』ですが、
英語では『noisy』『loud』この2つで表します。
これらの違いを意識して、
会話の中でしっかり使い分け、どんどん使っていきましょう!