「そんなに~でない」英語のニュアンスの使い分けできてる??
2024年11月8日
皆さんこんにちは!
英語のチカラのShizuka です!
今朝の会社経営者Bさんとのレッスンで、
ご多忙なBさんは、移動中に社内でレッスンを受けることが多いのですが、
クライアントとのランチミーティングの為
白金台に向かっていると言ったので、
「It sounds expensive!(高そうですね)」
とリアクションしたところ、
「It’s not expensive (高くないです)」
と返ってきました。
しかし、実はBさんは、
「そんなに高くない」
と言いたかったけれどいい方が分からなかったそうです。
日常会話や文章でよく使われる「そんなに~でない」は、
英語にする際にも微妙なニュアンスの違いを持つ表現がいくつかあります。
これを英語でどう表現するか、
そしてそれぞれの使い分けについて詳しく見ていきましょう。
まず1つ目が「not that~(形容詞)」です。
このフレーズは、比較的控えめに「それほど〜でない」
という意味を伝えるときに使います。
「that」は「それほど」という意味の副詞で、
あまり強調せず、淡々とした印象を与えます。
The concert tickets aren’t that expensive.
➡ コンサートのチケットはそんなに高くないよ。
This problem isn’t that difficult.
➡ この問題はそんなに難しくない。
次は「not so~(形容詞)」で「not that ~」に似ていますが、
少し強調のニュアンスがあります。
「so」は「それほど」という副詞で、
何かに対して少し強い否定的な感情や、
驚きを込めた表現をするときに使われます。
The movie wasn’t so bad. I actually enjoyed it.
➡ 映画はそんなに悪くなかったよ。実際、楽しめた。
The restaurant is not so expensive after all.
➡ 結局そのレストランはそんなに高くなかったね。
最後に『Not too~(形容詞)』ですが、
「too」が「過ぎる」という意味を含んでいるため、
「あまりにも〜ではない」というニュアンスで使います。
この表現は、何かが適切であり、過剰ではない、
つまりちょうど良いという意味を伝えたいときに非常に便利です。
➡ The new phone isn’t too expensive, considering its features.
その新しい携帯は、その機能を考えるとそんなに高くないよ。
The hike wasn’t too hard, and we finished it in a couple of hours.
➡ そのハイキングはそんなにきつくなくて、数時間で終わった。
いかがでしたでしょうか?
それぞれのフレーズには微妙なニュアンスの違いがあり、
状況に応じて最適な表現を選ぶことで、
より自然で適切な会話ができるようになります。
これらを意識して使い分けることで、
英語での表現力が豊かになり、
状況に応じた適切なコミュニケーションが取れるようになりますよ!