「予約をする」は「make a reservation」?それとも「book」?!

2024年1月27日

トラベルイングリッシュを習うと、早い段階で教えられる
「~の予約をする」というフレーズ。

make a reservation
又は
book
で習いましたね。

では「レストランの予約をしたいんです」と言いたい時、皆さんは

I want to make a reservation for a restaurant.
I want to book a restaurant.

どちらを使いますか?

まず『make a reservation』を見てみましょう。
reservation』は日本語に訳すと「予約」という意味です。
この使い方を理解するには、まず『reserve』の意味を
しっかり把握しておく必要があります。

reserve』は
➡~を確保する
という意味の動詞です。
レストランに行くと、予約されているテーブルに
reserved」という札が置かれていますよね。
あれは
➡「予約されているテーブル」
ではなく
➡「確保されているテーブル」
と言っています。

そしてreservereservationと名詞になることによって
「予約」という意味に変わり

make a reservation
➡予約をする
として使われます。
レストランやカフェ、劇場などの予約で
その席などを確保する
という意味で使われることが多いです。

一方で『book』は
この単語から分かるように、
「本」という言葉から来ていて、
➡予約の名簿にあなたの名前を記帳する
という意味です。
Double booking (ダブルブッキング)もこれから来ていますね。
ホテルやフライトの予約の際によく使われます。

全てではないですが
make a reservation』は
そのものを確保しただけで、料金が未だ発生していないケースが多く
book』は
名前が記帳され、予約時に既に支払いが完了しているものが多いです。

I booked the hotel online.     
➡オンラインで、ホテルを予約しました。
I want to make a reservation for the restaurant.  
➡レストランの予約をしたいです。

make a reservation』と『book』の違いが理解できましたか?

「なんとなく」で理解していると、
いざという時に使い分けができず、言葉がすぐに出てきません。
ふたつの違いを明確にして、
使えるチャンスがやって来た時には
自信をもって言えるよう、しっかり復習をしておきましょう!