「仕事の準備をする」は『be ready』『get ready』どっち?!
2024年3月14日
こんにちは!英語のチカラのShizuka です!
本日は、出勤前のレッスンを受けてくださった生徒さんとのレッスンでの内容を、皆さんにお話ししていきます!
レッスンが終盤にさしかかったときのことです。
私はその生徒さんに、
「What will you do after the lesson?」
➡レッスンの後、何をしますか?
と聞きました。
すると彼女からは
「I will be ready for work. 」
➡仕事の準備をします。
という答えが返ってきました。
『ready』は「準備ができて、用意が整って」という意味の形容詞です。
彼女の答え方は、文法的に全く問題ありません。
しかし、彼女が言いたかった「仕事の準備」というのは、
着替えや、仕事の荷物をまとめる、などの
「準備の動作」のことですよね。
この場合、ネイティブなら『get ready』を使います。
be動詞が使われてる文章は「状態」を表します。
なので『be ready』は「準備ができている状態」となり
「I will be ready for work.」は、
着替をして、仕事の荷物をまとめてある状態のイメージです。
一方『get ready』は、be ready (準備のできている状態)になる
「変化」を表します。
「get」は目的語の部分に形容詞がくると、
その形容詞の状態への変化を表す文章になります。
「なる」と訳されるケースもありますね。
そのため彼女は、正しくは、
● I will get ready for work.
➡仕事の準備をします。
としたら、良かったということですね。
いかがでしたか?
今回の『be ready』と『get ready』の使い分けは、
『be動詞』と『get』のコアイメージを理解していないと難しいです。
日本語と全く違う構造の英語を、日本語のまま暗記しようとすると、
英語はなかなか話せるようにはなりません。
今回の『be動詞』と『get』のコアイメージがしっかり理解できたら、
他の形容詞にも当てはめてみて、どんどんアウトプットしながら練習してみましょう!!