「命令形」は必ずしも「命令」ではない!
2024年7月18日
皆さんこんにちは!英語のチカラのShizuka です!
皆さんは、英語の「命令文」と聞くと
どのような文章を思い浮かべますか?
Do your homework.
➡ 宿題をやりなさい。
Work hard.
➡ 一生懸命働きなさい。
これらのように、
主語(You)を省略し、動詞の原形で始まる文章で
「~しなさい」や「~しろ」
と訳される文章を思い浮かべるのではないでしょうか?
実は「命令文」と言われる文章は、
必ずしも命令のニュアンスがある訳ではないんです。
今回のコラムでは、そんな命令文の
命令ではない使われ方について見ていきましょう!
私たちは、家族や友達のような
近い関係性の人と会話をする時、
敬語は使いませんよね。
● 後で電話して
● 家に着いたら知らせてね
● 5時に迎えに来て
● 気を付けてね
これらのような、カジュアルな会話をするはずです。
そのような場面で使われるのが、
主語(You)を省略し、動詞の原形で始まる
「命令文」なんです。
後で電話して
➡ Give me a call.
家に着いたら知らせてね
➡ Let me know when you get home.
5時に迎えに来て
➡ Pick me up at 5.
ですが、実は英会話を学んでいる多くの皆さんは、
既に命令のニュアンスではない命令文を使っているはずなんです。
Have a good day!
➡ 良い1日を!
Take care!
➡ 気を付けて!(お大事に!)
いかがですか?
英会話を学んでいる方々は、
初期の段階で習ったフレーズではないでしょうか。
ただ、これらを暗記して使っていると、
実はこれらも命令文だということになかなか気づけませんね。
今回のコラムでは、
命令ではない命令文の使われ方について取り上げました。
近しい関係性と人と英語で話す場合は、
ほとんどが命令文を使うということがわかりましたね。
命令文が話し手に対し、
攻撃的なニュアンスになってしまうというイメージがある方は、
近い関係性の人に意識的に使って
使い方に慣れていきましょう!