「大変でした」「I was hard」って言ってない?

2024年7月3日

こんにちは!英語のチカラのShizuka です!

英語のチカラは、それぞれの生徒の方に適した
完全オーダーメイドのレッスンカリキュラム
です。

ある生徒Cさんは、週2回のレッスン+毎日英文日記を作成する
ということを行っています。

先日の日記で、Cさんから

I was hard that I prepared for a trip.

と送られてきました。

「旅行の(為の)準備をするのが大変でした」

と言いたかったんですね。

英語を話す上で、最も大事なことの1つは
瞬時に主語を見つけるということです。

「旅行の(為の)準備をするのが大変でした」

この文章の主語は何でしょうか?

正解は

『(旅行の)準備をすること』

が主語です。

「準備をする:prepare」は動詞です。

主語になれるのは名詞だけなので、
「prepare」を名詞にしなくてはいけません。

動詞の名詞化には2つの方法があります。

『to + 動詞の原形』
or
『動詞の原形ing』

です。
「不定詞」「動名詞」と、学校で習ったものですね。

これらの違いは、
未来にベクトル向いているか、過去から今に向いているかです。

基本的に、不定詞はこれからのことを表し、
動名詞は過去から今を表します。

Cさんの場合、旅行の準備は既に済んだことなので
『preparing』とするのが良いですね。

なので、
「preparing for a trip」= 旅行の(為の)準備をすること
となる訳です。

旅行の(為の)準備をするのが大変でした
➡Preparing for a trip was hard.

ですが
「preparing for a trip」は、とても長い主語ですよね。

英語は日本語と違い、結論ファーストです。
長い主語が好まれません。

なので、仮主語である『it』を置いて、

It was hard preparing for a trip.

とします。

これが、学生の時にテストによくでてきた形ですね。

しかし、残念ながら仮主語として『it』を使う、
までの説明をする学校は少ないんです。

なので、主語を見つけることができない(英文を作れない)
日本人が多いということなんです。

いかがでしたか?

英語を話す= 瞬時に主語を見つける

ということがいかに大事か、
理解していただけましたでしょうか?

普段日本語を話す時も「今の文章の主語は何だろう?」
と考えるだけで、英語脳が身に付きます。

実は、このような日ごろの積み重ねが
英語を話せることに繋がっていきます!
是非、トライしてみてください!