「奢るよ!」「御馳走します」英語での使い分けは?
2024年3月8日
こんにちは!英語のチカラのShizuka です!
今日も、レッスンでの1コマを皆さんにお話していきたいと思います。
それは、ある企業の社長さんをしていらっしゃる
生徒さんのレッスンでのことでした。
その方は、ある日、クライアントと食事に行かれたそうです。
そのことをお話ししてくださるときに、
「I paid for him」
と、表現したのでした。
これを日本語に直訳すると、
「私は彼の為に支払いました」となります。
決して間違いではないですよね。
でも、日本語では、このことを話す場合は、
「彼に御馳走しました。」
という言い方をすることが多いと思います。
なので、この日本語を英語で表すには、
『treat』という動詞を使い
『I treated him』
となるのです。
この『treat』は、
「~を扱う、~を治療する」
という意味で、一般的に知られているかもしれませんが
ネイティブは、『~に御馳走する、~に奢る』
の表現としても使うことがあるのです。
例をあげてみます。
● Let me treat you.
➡御馳走させてください。
● I will treat you to lunch today.
➡今日は、ランチを御馳走します。
また、『treat』を使った表現は、少しフォーマルな感じがあります。
もっとカジュアルに親しい間柄で使う時は
「buy +人+ 奢るもの」を使います。
● I will buy you a drink.
➡一杯奢るよ!
● He bought me lunch.
➡彼がランチを奢ってくれた!
最も一般的に使われるのは、
何を奢るかを主語にして
『奢るもの+ be動詞+ on me』
という形になります。
● It’s on me!
➡奢るよ!
● Dinner is on me.
➡夕食は奢るよ。
今回取り上げたように、
意味は同じでもフォーマルな場合で使うのは避けたい表現や、
逆に親しい間柄だと硬すぎてしまう表現などが、他にもたくさんあります。
場面によっての使い分けは、多くのインプットと、アウトプットが必須です。
学んだら、使ってみる! 実行あるのみですね!!