「結婚しています」ってなんて言う?!
2024年1月14日
「結婚」と言う言葉を聞いくと
まず『marry』が頭に思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
「Will you marry me?」
海外のドラマや映画で、
このフレーズ使っているシーンを目にしますよね。
この『marry』と言う単語。
「結婚する」と言う意味だと思っている人が多いと思います。
実は、これ
「~と結婚する」
という他動詞なのです。
他動詞とは
「動詞の後ろに目的語が必要な動詞」のことです。
ちなみに目的語とは一般的に、
「~を」又は「~に」という名詞のことです。
したがってこのようなルールから、
I marry.
だけでは文章が完結しないのです。
必ず「誰と」を置かなくてはなりません。
「主人と去年結婚しました。」
➡I married my husband last year.
「古くからの友人と結婚しました。
➡I married my old friend.)
このような文章になります。
では
「私、結婚したんです!」
や
「私は結婚しています」
のような、
誰と結婚したのか、又はしているのか、
を言っていない文章はどう表現したら良いのでしょうか?
まず、
「結婚しました」
は
『I got married』
となります。
この文章は「get」が動詞で、「married」は形容詞です。
「marry」を過去分詞化(➡ married) することによって、
動詞から形容詞に変化させています。
結婚している (married) 状態が、引き起った(got)と言うことです。
これは
「結婚しました」や「私達は結婚しました」などの、
相手を特定しなかったり、
主語が、結婚する2人の文章の時に使われます。
次に
「結婚しています」
は
『I am married』
となります。
「結婚している」は、
その人の状態を表す「状態文」です。
1つの文章に動詞は1つだけ、というルールがありますが、
状態文には、必ずbe動詞が使われる為、
marryと言う動詞を置くことはできません。
なので、この場合もまた
marryをmarried と過去分詞化して、形容詞として使っています。
整理すると、
・古くからの友人と結婚しました。
➡ I married my old friend.
・去年、結婚したんです!
➡ I got married last year!
・結婚しています
➡ I am married.
となります。
このように、英語の文章は
品詞(動詞、形容詞、名詞…etc)の役割が重要で、
それを理解しないと間違った文章を作ってしまうことになります。
でもそのポイントさえ押さえて学習していけば、
英文法の理解度もよりスムーズになり、
会話においても迷うことが少なくなります。
品詞を理解することで単語の応用の幅もグンとあがるため、
より早い英会話のレベルアップを目指す方は
ぜひ参考にしてください!!