「結婚する」は『marry』・『get married』どっちを使う!?

2024年2月22日

「結婚する」は英語で何と言いますか?

まずはじめに、『marry』という言葉が頭に思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

「私は結婚しています」
「昨年結婚しました」

日本語だとほぼ同じに聞こえてしまうこれらの文章は、
実は、英語では違った表現をしなくてはなりません。

今回は『marry』『get married』の違いをしっかりと学んでいきましょう。

まず『marry』は
「~と結婚する」という他動詞です。

他動詞とは、
動詞の後に目的語(名詞)がないと文章を作れない動詞
のことです。
marryは他動詞なので、
必ず「誰と」を入れなければならないということです。

I married my best friend.  
➡私は、親友と結婚しました。
I will marry her next year.  
➡私は彼女と来年結婚します。

では、「結婚しました」のような
「誰と」を言っていない文章は、どうしたら良いのでしょうか?

この場合は、『get married』を使います。

getには「なる」という意味があり、物事や状態が変化する時に使えます。

「結婚しました」は、
結婚していない状態から結婚している状態になった(変化した)
ということを表しているので、getを使う、というわけですね。

『get married』は、
marry (動詞)が過去分詞(married)になり、形容詞に変わっています。

I finally got married last year.      
➡私は遂に去年結婚しました。
We will get married next year.      
➡私たちは、来年結婚します。

いかがでしたか?

日本語では意識する必要のないことですが、
英語を話す上では『品詞』はとても大事です。

英語の『品詞』(動詞、形容詞、名詞etc)をしっかり理解していると、
文章の組み立てで迷うことがなくなります。

英語学習を進めるうえでは品詞の意識に力を入れて、
会話のレベルを一気にあげていきましょう!