「聞く」は「listen」⁉ それとも「hear」⁉
2024年1月28日
日本語では同じ言葉で表す「聞く」と言う動詞。
英語では『listen』と『hear』を
場面によって使い分ける必要があります。
皆さんはこれらの違いを理解していますか?
この2つの違いのポイントは『意識』です。
まず『hear』ですが、
これはその音を意識を持たずに聞く、という時に使われます。
音が自然と耳に入ってくる感覚ですね。
「何か聞こえました」
➡ I heard something.
「彼女が結婚したと聞きました」
➡ I heard (that) she got married.
これらのような場面です。
そして『hear』は
「~を聞く」という他動詞なので、
必ず
『hearの後に「何を、何が」の目的語(名詞)がいる』
という点にも注意が必要です。
一方で『listen』ですが、
自分の意識を持って、その音を理解しようとして聞く
という時に使われます。
「聴く」のような感覚です。
「よく音楽を聴きます」
➡ I often listen to music.
「私の話をよく聞いて」
➡ Listen to me carefully.
そして『listen』は
「聞く」という自動詞なので、
「何を、何が」の目的語(名詞)をつけたい時は、
必ず前置詞の『to』が必要になります。
ここも『hear (~を聞く)』と違う点なので注意してください。
日本語では同じ「聞く」ですが
『listen』と『hear』はこのように場面によって
使い分ける必要があります。
それぞれの場面にあった「聞く」を選んで使い、
レベルアップした英会話を楽しんでください!!