「話す」『speak』『talk』違いは明確??

2024年10月27日

皆さんこんにちは!英語のチカラのShizuka です!

今朝、生徒Cさんとレッスンがありました。

Cさんは秘書として働いていますが、
Cさんの上司は様々な言語を学んでいて、
オフィスにネイティブの先生が頻繁に訪れています。

今朝のレッスンで、私が
「Did you talk to the native teacher?(ネイティブの先生と話しましたか?)」
と聞いたところ、Cさんは
「No, I didn’t speak to him.」
と返してきました。

Cさんに、何故「speak」を使ったのかを聞いたところ、
とっさにspeak が出てしまったようで
特に理由はなかったようでした。

そこで、今回取り上げたいのは
誰もが、一度は使い分けに困ったことがある
「speak」と「talk」の違いです。

「speak」は、スピーチやプレゼンテーションのように、
一方的に情報を伝える状況に使われることが多く、
話し手が中心となり、聞き手はそのメッセージを受け取る役割を
果たしているニュアンスです。
例えば、教師が授業中に生徒に話しかけたり、
政治家が演説を行ったりする場合です。
そして、通常よりフォーマルな場面で使われることが多い言葉です。

She speaks three languages fluently.
➡ 彼女は3つの言語を流暢に話します。

He spoke at the conference last week.
➡ 彼は先週の会議で講演しました。
Can you speak more slowly? I’m having trouble understanding.
➡ もっとゆっくり話してもらえますか?理解するのが難しいです。

一方「talk」は、双方向のやり取りが含まれることが特徴で
互いに意見を共有し、対話を行うことに重点を置いています。
なので、友人や家族とのコミュニケーションに多く使用され、
よりカジュアルで日常的な会話を指します。

Let’s talk about our plans for the weekend.
➡ 週末の計画について話しましょう。

She talked with her sister on the phone for hours.
➡ 彼女は電話で姉と何時間も話しました。

It’s important to talk openly about your feelings.
➡ 自分の気持ちをオープンに話すことが重要です。)

いかがでしたか?
「speak」と「talk」は、どちらも「話す」という
基本的な意味を持ちながらも、フォーマルさや
コミュニケーションのスタイルによって使い分けられます。
状況に応じて適切な言葉を選ぶことで、
より効果的なコミュニケーションが実現できます。
言語の使い方を理解することで、
より豊かな対話が生まれるでしょう!