「遅れる」『late』『delay』場面による使い分けどうする??
2024年6月28日
皆さんこんにちは!英語のチカラのShizuka です!
「会議に遅れてしましました」
「電車が遅れています」
日常的によく使われそうな、文章ですね。
どちらの文章にも使われている『遅れる』ですが、
実は英語だと、それぞれの『遅れる』を
違う単語で表現しなくてはなりません。
今回のコラムでは、
『遅れる』の意味を持つ
『late』
と
『delay』
について取り上げていきます!
まず『late』の『delay』は品詞が違います。
『late』は形容詞と副詞で、『delay』は動詞です。
『late』は、遅れているという状態を表し、
『delay』は、~を遅らせる/~を遅延させるという動きを表します。
そして『late』と『delay』最大の違いは、
『late』は、主語である人/物が、遅れの原因である場合、
『delay』は、主語である人/物が、外的要因で遅れている場合
に使われます。
I was late for a meeting.
➡会議に遅れました。
*自分が遅れの原因にある。(寝坊した・電車に乗り遅れたなど)
The train is delayed.
➡電車が遅れています。
*人身事故など外的要因で電車が遅れている。
My flight got delayed.
➡フライトが遅れました。
*悪天候などのせいで、フライトが遅れた。
いかがでしたか?
『late』の『delay』は、
あいまいな認識で間違えて使っている日本人の方が
多くいらっしゃいます。
「~に遅れる/~が遅れた」のような文章は、
日常的にも、旅行中にも使うことが多ので、
いざという時に、迷わずに使い分けたいですね。
様々な場面に当てはめて文章を作ってみて、
それをアウトプットし練習して、
そのいざという時が来たら、
間違えずに使えるようにしておきましょう!