「雨が降った」英語で言える??

2024年8月16日

こんにちは!英語のチカラのShizuka です!

昨日のレッスンでの1コマです。
生徒Cさんとのレッスンで、
天気の話になりました。

Cさんが
「さっき雨が降りました」
と言おうとして、

➡ It was rainy earlier.

文法的に正しい表現です。

しかし、しっかりと明確にしておきたいのは
『rainy』の品詞と意味です。

『rainy』は「雨の」という意味の形容詞です。
Be動詞とセットで、天気の状態を表すことができます。

It is rainy today.
➡ 今日は雨です。

It will be rainy tomorrow.
➡ 明日は雨です。

It was rainy yesterday.
➡ 昨日は雨でした。

しかし、実は『rainy』では、
Cさんの言いたかった「雨が降った」
のニュアンスを表すことはできません。

キーワードは『降る』です。
雨が『降る』になると、動きを表すので
動詞を使う必要があり、
それが『rain』になります。

『rain』を「雨」という名詞の意味しかない
と思っている方が多いのですが、
『rain』は『雨が降る』という動詞の意味があり、
こちらの動詞的用法の方が、頻繁に使われます。

It is raining.
雨が降っています。

It rained yesterday.
➡ 昨日、雨が降りました

Will it rain tomorrow?
➡ 明日は雨が降りますか?

いかがでした?
今まで『rain』と『rainy』の使い分けができていなかった方も、
キーワードの『降る』があれば、動詞の『rain』を使い、
なければ、形容詞の『rainy』を使うというポイントさえ押さえれば
使い分けることは、難しくないということが分かりましたね!

天気の会話は、どんな状況でも、どんな相手とでも
交わされ易いトピックです。
しっかり使えるように復習しておきましょう!