「~かもしれない」『may』『might』違いは?

2024年5月30日

こんにちは!英語のチカラのShizuka です!

今回は、生徒さんとのとあるやり取りを皆さんにシェアさせて頂きます!

生徒Bさんから送られてきたメッセージです。

「Actually I’m not feeling well. I may have to cancel the lesson.」
➡実は体調が良くないので、レッスンをキャンセルしなくてはいけないかもしれません。

完璧な文章です。
Bさんは『may』を「~かもしれない」のニュアンスで使っていますね。
正しい使い方です。

『may』は、
許可・推測を表す助動詞です。

「~かもしれない」の『may』は、推測の意味で使われています。

実はこの文章を、

I might have to cancel the lesson.」

と言うこともできます。

「might」は、学校ではmayの過去形と習うことが多いと思いますが、
実はこれは少し違います。

「~かもしれない」の文章で、
『may』の代わりに『might』が使われる時は、

その推量の確信が低いことを表します

I may have to cancel the lesson.

I might have to cancel the lesson.
➡レッスンをキャンセルしなくてはいけないかもしれません。

上記の2つの文章は、日本語にすると同じように訳されますが、

mightの文章の方が、
mayの文章よりも
キャンセルしなくてはいけない可能性が低いニュアンスです

mightは
may (原形)から時制を下げることで、

現在からから距離を作り出し、
推量を下げる役割を果たしています

また、mightは
may (原形)から時制を下げることで、

相手から距離を作り、より丁寧なニュアンスにもなります

いかがでしたか?

『may』と『might』は、
ネイティブも会話の中で頻繁に使う助動詞です。

自分がそれぞれの違いを理解して
使いこなすのはもちろんですが、

ネイティブがシチュエーションによって、
『may』と『might』をどのように使いわけているのか
注意して聞いてみると、参考になりますよ!