「~だと思う」は「I think」だけじゃない?!
2024年1月30日
「これは安いと思な」
「私も行けると思う」
「雨が降ると思うな」など
「~だと思う」というフレーズは
日常的に、頻繁に使いますよね。
そして、そんな時に『I think~』を使うということは、
皆さんも知っていると思います。
でも実は『I think~』以外にも「~だと思う」
という表現ができる単語があるというのを、ご存知でしたか?
まず『think』の意味を復習していきましょう。
『think』は
~(だ)と思う、~(だ)と考える
という意味で「思う」よりも
「考える」のほうに重点が置かれているイメージです。
あくまでも自分の主観的な意見だけど、
私はこう考えています(思います)、というニュアンスです。
しかし同じ「思う」でも、
「明日雨降るのかな?」
「これ誰がやったんだろう?」
「何でこんなに値段が高いのかな?」
のように、不思議に思ったり、
疑問に感じたりすることってありますよね。
実は、このような場合に使うのが
『wonder』という動詞なんです。
『wonder』は、
~を疑問に思う、~を知りたいと思うという意味です。
そのことの答えは分からないけど、思いを巡らせている、
というイメージです。
実際に2つを比較してみましょう。
「I think he will come.」
➡彼は来ると思うよ。
「I wonder if he will come.」
➡彼は来るのかなあ。
「I think he will come.」では
「彼は来る」という自分の考えを相手に伝えているのに対し
「I wonder if he will come.」では
「彼は来るのかな」と、疑問に思っている様子を表現しています。
基本的に『wonder』は、
接続詞if (whether)をつけて
「~なのか、~でないのか」と、
どちらなのか迷っていて、定まっていないことを伝えます。
他にも比べてみましょう。
「I think it’s cheap.」→
➡安いと思うよ。
「I wonder if it’s cheap.」
➡安いのかなあ。
「I think it will rain tomorrow.」
➡明日は雨が降ると思うよ。
「I wonder if it will rain tomorrow.」
➡明日は雨が降るのかなあ。
いかがでしたか?
今まで「I think….」 ばかりを使っていた人も、
「I wonder if…」を使うことで、
「~だと思う」という微妙な気持ちの違いを表現することができますね!!
語彙の引き出しを増やしたらどんどんアウトプットして、
自分のものにしていくことが大事です!