「be angry」「get angry」違いは何??

2024年10月24日

皆さんこんにちは!英語のチカラのShizuka です!

「宿題をやらない子供に怒りました」
「昨日は上司が1日中怒っていました」

このような怒りの感情を表す時に使うのが
『angry』という形容詞ですが、
上記のような文章にして使う時に、
「be angry」と「get angry」
使い分けに迷ったことがある方が多いのではないでしょうか?

実は『be angry』と『get angry』は、
似た意味を持ちますが、使い方には明確な違いがあります。

今回のコラムでは、
それぞれの意味と用法について詳しく説明します!

『be angry』は「怒っている状態」を表します。
現在の感情や状況を示すため、主に形容詞として使われます。
この表現は、何か特定の出来事があった結果として怒っているのではなく、
怒りの感情が持続していること
を示します。

She was angry when she found out that her friend had lied to her.
➡ 彼女は友達が嘘をついていたことを知ったとき、怒っていた。

They were angry about the unfair treatment they received at work.
➡ 彼らは職場で受けた不公平な扱いに怒っていた。

I could tell he was angry by the way he crossed his arms.
➡ 彼が腕を組んでいたので、彼が怒っていることがわかった。

一方『get angry』は「怒る」という動作や変化を表します。
何か特定の出来事や状況が引き金となり、
感情が変わる瞬間を強調するため
に使われます。
なので、誰かが怒り始める瞬間やプロセスに焦点を当てています。
She got angry when her flight got canceled.
➡ 彼女は彼女のフライトがキャンセルされて、怒った。

Don’t get angry! It was just a misunderstanding.
➡ 怒らないでください、ただの誤解だったのです。

I usually don’t get angry easily, but this situation is frustrating.
➡ 普段は簡単には怒らないけれど、この状況はイライラする。

いかがでしたか?
このように、『be angry』と『get angry』
の表現は異なるニュアンスを持つため、
文脈によって使い分けることが大切です。

感情を正確に表現することで、
コミュニケーションをより効果的に取っていきましょう!