「book」「make a reservation」使い分けは??

2024年11月28日

皆さん、こんにちは!
英語のチカラのShizukaです!

今朝のある生徒Bさんとのやり取りです。

Bさんが、急遽フライトの予約をしなくては行けなくなり、
レッスンに少し遅れると連絡をしてきました。

そこでレッスンではBさんと
「予約をする」の表現を改めて明確にしました。

「予約をする」と聞いて、思いつくのが
『book』と『make a reservation』だと思います。
使い分けを明確にしていきましょう。

『book』は、~を予約するという他動詞です。
「本」という意味の名詞があるように、
台帳や名簿に自分の名前を載せてもらうというニュアンスがありあます。
以前は、予約の際に「予約簿」に名前を記入することが一般的だったので、
「book」という言葉が予約をするという意味で
使われるようになったと言われています。

主に、飛行機やツアー旅行など、
名簿に名前が載るような予約に使用される傾向がります。

● I booked a flight to Paris for next month.
来月のパリ行きのフライトを予約しました。

● I booked a tour of the museum for tomorrow.
(明日の博物館のツアーを予約しました。

● They booked a cabin for their family vacation.
彼らは家族旅行のためにキャビンを予約しました。

一方で『make a reservation』は、
直訳すると「予約を作る」という意味ですが、
実際には「何かを確保するための手続きをする」というニュアンスになります。
「reservation」の基本的な意味は「確保」や「取っておくこと」です。
たとえば、ホテルの部屋やレストランの席を確保するという行為が、
「reservation」という単語に込められています。
なので『make a reservation』は、
確保のための手続きを強調しており、予約の過程を重視します。

● Can I make a reservation for 7 PM?
午後7時の予約できますか?

● We need to make a reservation at the hotel for the weekend.
週末のためにホテルを予約しないといけません。

● I made a reservation for two at the restaurant.
レストランに2人分の予約をしました。

いかがでしたか?
『make a reservation』は、何かを確保するという意味で
比較的フォーマルな場面で使います。
一方で『book』は日常的に広く使えるカジュアルな表現です。
ぜひ使い分けて、自然な英語を身につけていきましょう!