「I’ll go home」と「I will go back home」の違いって?!

2024年1月22日

「家に帰ります」
➡「I’ll go back home

なんとなく「帰る」と言いたい時
「go back」
が頭に浮かぶ人が多いのではないでしょうか。

私たちが日常的に使う「家に帰る」は
厳密にいうと、
何か物事を終えて、自分が拠点としている場所(家)に戻る
という意味ですよね。
仕事(学校)を終えて家に帰る、
用事を終えて家に帰る、
これらのような場合です。

しかし「go back home」のように「back」を入れてしまうと、
何かがあって一時的に家に帰る
というニュアンスに変わってしまいます。

例えば、

「I left my wallet, so I went back home this morning. 」
➡財布を忘れて、今朝家に帰りました。

これは、財布を忘れてそれを一時的に家に取りに帰った
という意味ですよね。
ところがこれを
「I left my wallet, so I went home this morning.」
にしてしまうと、
財布を忘れたので帰ってしまった

となり、直訳すると最初の文章と同じなのに、
英語ではこのようなニュアンスが変わってしまう、
というわけです。

他の例文でも、違いを見てみましょう

I just came home from work. 
➡丁度、仕事から帰って来ました。
I went back home to make lunch for my kids. 
➡子供達にお昼を作りに家に帰りました。

このように「Go home」「Go back home
日本語ではどちらも同じ『家に帰る』という訳し方になりますが、
それぞれ違う意味を持っていることが分かります。

暗記に頼った学習の仕方ではなく、
しっかりとコアの意味を理解していくことが、
スムーズな英語の学習につながりますね。!!