「let」「let’s」って同じ??

2024年12月7日

皆さんこんにちは!英語のチカラのShizuka です!

英語には、似たような形をしているけれど、
使い方が異なる言葉があります。
その1つが『let』と『let’s』です。
どちらも日常英会話でよく使われますが、
その意味と使い方には大きな違いがあります。
今回のコラムでは、この2つの違いを詳しく見ていきましょう。

『let』は使役動詞で、基本的に「~させる」と訳され、
「~に許可を与える」という意味で使います。
相手に何かをすることを許可したり、
自分が何かすることに許可を求める時に使います。

構文: 『主語 + let + 人 + 動詞の原形』

Let me help you with that.
➡ それを手伝わせて!

I will let you know when I arrive.
➡ 到着したら知らせるね。

Thank you for letting me stay here.
➡ ここに居させてくれてありがとう!

Thank you for letting me know that!
➡ それを知らせてくれてありがとう!

このように、「let」は他の人に何かをさせることを許可したり、
許可を求めたりするときに使います。

一方で『let’s』は「let us」の短縮形で、
「私たちを~させよう」という意味から、
「~しよう!」や「~しませんか?」の
提案や誘いを表現する言い回しです。
自分や相手を含めて、
みんなで何かをしようと提案する時に使います。

構文『let’s + 動詞の原形』

Let’s go to the park!
➡ 公園に行こう!

Let’s eat lunch here!
➡ ここでお昼を食べよう!

Let’s meet at 3pm in front of the park tomorrow!
➡ 明日の3時に公園の前で会おう!

Let’s go to the movies this weekend!
➡ 今週末、映画に行こう!

いかがでしたか?
言葉の形は似ていても、使う場面は大きく異なります。
会話で使う際は、
『let』は、他の人に何かを「させる」時や「許可する」時、
『let’s』は、「私たちで~しよう!」「~しませんか?」
という提案や誘いの表現に使うと覚えておきましょう!
次回、「let」や「let’s」を使うときには、
これらの違いを意識して使ってみてください!