「rain」と「rainy」、「雨が降っています」はどっち⁉
2024年2月4日
「雨が降っています」
「明日は雨ですか?」
このように、
日常的に天気に関する事、
特に雨についての会話は頻繁に起こりますよね。
そんな時、まず頭に浮かぶのは
『rain』
『rainy』
の、2つの単語ではないでしょうか。
今日は改めて、
この2つ違いを明確にしていきましょう。
まず『rain』ですが、
この意味を聞かれるとほとんどの方が
「雨」と答えるでしょう。
その通りです。
『rain』は「雨」と言う名詞の意味があります。
しかし
「雨が降っています」
や
「明日は雨が降りますか?」
のように、
天気について会話をする時、
実は『rain』は名詞ではなく
「雨が降る」
という動詞として使われることがほとんどなのです。
「雨が降っています。」
➡It is raining.
「明日は雨が降ります。」
➡It will rain tomorrow.
「昨日、たくさん雨が降りました。」
➡It rained a lot yesterday.
キーワードは「降る」です。
この言葉が入った時点で
「雨が降る」
という動きを表す文章になるので、
『rain』が動詞として使われる文章になるわけですね。
一方で『rainy』は
「雨の」「雨降りの」といった形容詞です。
なので
「It is rainy」
と言ったら
「雨です」という状態を表す文章になり
『rain』の入った文章のキーワードの
「降る」という言葉がなくなります。
過去でも未来でも同じです。
「今日は雨です。」
➡It is rainy today.
「昨日は雨でしたか?」
➡Was it rainy yesterday?
「明日は雨です。」
➡It will be rainy tomorrow.
『rainy』は『rain』と違って
「降る」にフォーカスしていない文章なので、
「It is rainy today. 」
➡今日は雨です。
と言ったら、
1日中雨が降っているのか、
それとも雨が降ったりやんだりしているのかは、
わからないのです。
いかがでしたでしょうか。
『rainy』と『rain』
大きな違いはないと思っていた方や、
違いがあることすらわかっていない方もいたかと思います。
今ここで理解したことを
今後は積極的に使って
「わかる」を「出来る」に変えていきましょう!