「still」「yet」結局違いは??

2024年11月22日

皆さん、こんにちは!
英語のチカラのShizukaです!

昨日、海外に住んでいるAさんとのレッスンがありました。
年末に近づいてきているので、
「Are you going to come back to Japan for the holidays?」と尋ねてみました。
「お休みで日本に帰ってくるつもりですか?」という意味です。

するとAさんが、「まだ決めていない」と言おうとしたとき、
「I still have not decided」と言った後、
「あれ?『yet』を使うべきだったかな?」と少し混乱してしまいました。

実は、「still」と「yet」はどちらも「まだ」という意味を持つ言葉ですが、
使い方に微妙な違いがあります。今回はその違いを詳しく解説します!

『Still』の使い方
「still」は、主に進行中の状態変わっていない状態を表す時に使います。つまり、ある状況が今も続いていることや、変化がないことを強調する場合に使います。

例文:
I am still waiting for the bus.
➡ 私はまだバスを待っています。
*バスを待っている状態が今も続いていることを表しています。

Are you still awake?
➡ まだ起きてるの?
*相手が起きている状態が続いているかどうかを尋ねています。

She’s still watching TV.
➡ 彼女はまだテレビを見ている。
*テレビを見るという行動が今も続いていることを示しています。

『Yet』の使い方
「yet」は、否定文や疑問文でよく使われ、
何かがこれから起こるべきだが、
まだ起こっていないという状態を表します。
主に、否定文と疑問文で使われることが多いです。

例文:
• I haven’t finished my homework yet.
➡ 私はまだ宿題を終えていません。
*宿題がまだ終わっていないが、これから終わらせるつもりであることを示唆しています。

• I haven’t called yet.
➡ まだ電話していません。
*電話をする予定だが、まだしていない状態を表しています。

• Has she arrived yet?
➡ 彼女はもう到着しましたか?
*彼女が到着したかどうかを尋ねています。

先ほどAさんが「まだ決めていないです」と言いたかった場面で、
「still」と「yet」の使い分けを見てみましょう。

I still haven’t decided.
➡ まだ決めていません。
*決めるべきなのに、今も決めていない状態が続いていることを表しています。

I haven’t decided yet.
➡ まだ決めていません。
*決めることが予定されているが、今のところ決まっていないという状態を表します。

いかがでしたか?
「still」と「yet」の使い分けは、
時間の流れや状況をどのように表現したいかによって決まります。
「still」は何かが現在進行中であることを強調し、
「yet」はこれから起こるべきことがまだ起こっていないことを示します。
これらを適切に使い分けることで、
より自然で正確な英語表現ができるようにしていきましょう!