『a lot』と『a lot of』、実は全然違う?!

2024年2月17日

学校では割と早い段階で習う『a lot』と『a lot of』。

どちらもなんとなく
「たくさん」という意味で覚えている方が多いのではないでしょうか。

しかし、実はこれらの2つは、品詞が違います。

a lot』は名詞と副詞、
a lot of』は形容詞になります。

そのため、それぞれ使われ方が違うので注意が必要なんです。

a lot』は
名詞では「たくさん、多数」という意味になります。

I know a lot about him.
➡私は彼についてたくさん知っています。
He did a lot to help me. 
➡彼は私を助ける為にたくさんしてくれました。

また『a lot』は
「ずいぶん、大いに」や「たくさん」の副詞の意味でも使われます。

We talked a lot last night.    
➡私たちは昨夜たくさん話しました。
He has changed a lot since high school. 
➡彼は高校からずいぶん変わりました。
I feel a lot better.
だいぶ気分が良くなりました。

そして、皆さんもよく耳にする『a lot of』は
「たくさんの、多くの、多量の」という意味の形容詞です。

可算名詞(数えられる名詞)にも
不可算名詞(数えられない名詞)にも使えます。

He has a lot of trouble.      
➡彼はたくさんの問題を抱えています。
You should drink a lot of water.  
➡あなたはたくさんのお水を飲むべきです。
She has a lot of hobbies.     
➡彼女にはたくさんの趣味がります。

このように、英文を作る上で「品詞」はとても大事です。

品詞は、文章の中でどの言葉とくっつくのか、
またはどこに置かれるのか、
それぞれに明確なルールがあります。

単語を覚える時、意味だけではなく、品詞もセットで覚えるようにすると、
文章の組み立てで迷うことがなくなり、よりスムーズな会話につながりますので、
英会話を学んでいく上ではぜひ意識してみてください!