『almost』『most』「ほとんど」の使い分け
2024年6月15日
こんにちは!英語のチカラのShizuka です!
今回のブログでは、
先日のレッスンで、生徒Aさんが使い方を間違えた
「ほとんど」
の意味で使われる
『almost』と『most』
の使い分けを解説していきます!
銀座にオフィスがあるAさんは、銀座のあるお店に行ったときに
お客さんのほとんどが外国人で驚いたようです。
「Almost customers at the shop was foreign people.」
➡お店のほとんどのお客さんは外国人でした。
と言いました。
「ほとんどのお客さん」を
「almost customers」と表現していますが、
実はこれは間違いです。
これは、
『most customers』
でなくてはいけません。
『almost』と『most』は同じように「ほとんど」と訳されますが
ニュアンスに違いがあります。
『almost』は、
形容詞か副詞として使われ、
ある状況や数量が完全ではないけれど、
ほとんど(ほぼ)そこに届いている状態を表します。
I’m almost done.
➡ほとんど終わっています。
Are you almost here?
➡もう着くの?(ほぼここに居る)
He can get almost 100 % of the test.
➡彼はテストでほぼ(ほとんど)100%のスコアを得ました。
一方で『most』は
形容詞と名詞として使われ「ほとんど(の)」は、
割合や比率の「大部分(の)、大半(の)」という意味です。
Most of the people in the cafe was Japanese.
➡カフェのほとんどの人は日本人でした。
In most cases, he doesn’t fucus on his work.
➡ほとんどの状況で、彼は仕事に集中していません。
いかがでしたか?
今回は「ほとんど(の)」の意味で使われる
『almost』と『most』を取り上げました。
言葉だけで見ると、同じように使えそうな気がしてしまいますが、
実はニュアンスが違うことが分かりましたね。
間違えやすい単語は、しっかりコアの意味を捉えて
理解するようにしていきましょう!