『another』『other』使い分けできてる?
2024年6月4日
こんにちは!英語のチカラのShizuka です!
今回のブログでは、
ある生徒Cさんがレッスン中にした、皆さんにとっても間違えやすい
「他の」を表す『another』と『other』の使い分けを見ていきましょう。
生徒Cさんが、お友達のご家族とランチに行かれた話をしてくれました。
その話の中でCさんが
「There were another families.
(他の家族もいました)」
と言いました。
Cさんは「他の家族」を
『another families』
と表現していますが、
これは
『other families』
が正解です。
『another』『other』には2つの大きな違いがあります。
● 「他の」が指す対象物が、単数か複数か
● 「他の」が指す対象物が、全く異なるものか、すでに言及されたものか
『another』は
「an + other」なので、
その後には、必ず単数名詞が続きます。
Cさんは、他の何組かの家族を指しているので
『other families』
にしなくてはいけません。
そして
『another』の後の名詞は、すでに言及されたものを指します。
1. Can I have another T-shirt?
➡(他のTシャツをもらえますか?)
2. Can I have the other T-shirt?
➡(他Tシャツをもらえますか?)
日本語訳は、全く同じ上記の2つの英文ですが、
1. は、同じ種類のTシャツだけど、新しい物をもらえますか?で、
2. は、今あるTシャツとはまったく別の物をもらえますか?
というニュアンスなります。
いかがでしたか?
今まで間違って使っていた方も多いのではないでしょうか?
『another』と『other』のように、
日本語訳にすると同じだけど、
実は意味が異なる英単語は沢山あります。
英単語を日本語訳でそのまま覚えるのではなく、
その言葉の意味を理解して、
使い分けができるようにしていきましょう!