『bring』と『take』、使い分けできる?!
2024年2月27日
英語の教科書で必ず目にする『bring』と『take』という動詞。
「bring: ~を持ってくる」
「take: ~を持って行く」
と習った方が多いと思います。
しかし『bring』は
場合によっては『take』と同じ「~を持って行く」
と訳されることもあります。
そのため、使い分けに悩んだことがある人も多いのではないでしょうか?
今回は、迷わず使い分けられるように、
それぞれの意味を明確にしていきましょう。
『bring』も『take』も
物や人をどこかに移動する
というコアイメージは同じです。
ポイントは、
その物や人が到達する場所なんです。
『bring』は、
その物や人の到達点が聞き手のいる所で、
『take』は
到達点が別の場所になります。
I forgot to bring an umbrella.
➡傘を持って来るのを忘れました。
You should take an umbrella to school.
➡傘を学校に持って行った方が良いですよ。
「I forgot to bring an umbrella. (傘を持って来るのを忘れました)」は、
聞き手が自分が傘を持って来るのを忘れた場所にいます。
「You should take an umbrella to school. (傘を学校に持って行った方が良いですよ)」は、聞き手は学校にはいません。
Can I bring my family to the party?
➡パーティーに家族を連れて行ってもいいですか?
Will you take your family to the party?
➡パーティーに家族を連れて行きますか?
「Can I bring my family to the party? (パーティーに家族を連れて行ってもいいですか?)」は、
聞き手がパーティーの主催者で
「Will you take your family to the party? (パーティーに家族を連れて行きますか?)」は、聞き手が自分と同じパーティーの参加者ということですね。
いかがでしたか?
『bring』も『take』も、
直訳のまま丸暗記していると、使い分けが難しいケースがありますね。
コアイメージから単語を覚える習慣を身に着け、
覚えたものを実際に会話の中で使うことを意識すると、、
英語力は一段とアップしていくので、
是非、心掛けてくださいね!