『I finished it』『I’m finished』違いは?
2024年5月18日
こんにちは!英語のチカラのShizuka です!
今回は、先日のレッスンで生徒の方からされた
質問について取り上げていきます!
生徒Aさんとのレッスン中に、
Aさんが、仕事上、急ぎで返さなければいけないメールに
対応されました。
Aさんは、それが終わったときに
「I finished it」と言いました。
→「終わりました」と言いたかったんですね。
正しい回答です。
その後、Aさんは、
「I’m finished」の方が良かったですか?
と、私に質問されました。
私のレッスンでは、生徒の方から質問を受けると、
そのまま答えをお教えするのではなく、
「Aさんはどう思いまうすか?」と聞きます。
そうすることによって、
その質問の根幹に対する回答ができるので、
同じ間違いをしなくなります。
Aさんは、私のこの質問に対し、
「なんとなくです…『I’m finished』をよくネットで見かけるので…」
と自信がなさそうに答えられました…笑
まず『I’m finished』ですが、
be動詞を使う文章は、状態を表す文章です。
I’m finished.
➡「私は、終わっている状態です」
となり、
『終わっています』と訳すことができます。
レストランで、食べ終わっているか聞かれるときは、
『Are you finished?(Are you done?)』
➡終わっていますか?
と聞かれるので、
『Yes, I’m finished(I’m done)/No, I’m not finished (I’m not done)』
➡はい、終わっています/ いいえ、終わっていません
と答えなくてはいけませんね。
一方『finish』は「~を終える」という他動詞です。
動詞なので、動きにフォーカスしています。
I finished the meeting.
➡会議を終えました。
I will finish my homework soon.
➡宿題をすぐに終えます。
Aさんの『終わりました』という文章は、
「メールでのやり取りを終えた」
ということを伝えたい文章なので、動きを表す文章です。
なので、
I finished it.
で、正しかったということです。
最近は、この日本語は英語ではどうやって言うのか、などの情報をネット上で簡単に得ることができます。しかし、そのようなものには、「なぜ?」という説明がないものが多いです。そうすると、フレーズを暗記するだけになり、理解できていないので、違う文章に当てはめられず、話せる事にはなかなか繋がりません。
暗記ではなく、理解するという勉強方法に変えることが、
話せる(できる)ようになることに繋がります!