『I’m fine -元気です』は間違い?!
2024年1月5日
「How are you ?」
「I’m fine, thank you」
学校で英語を習ったほとんどの方は、
定番のフレーズとして暗記しているのではないでしょうか。
「I’m fine」
– 元気です
このように教わるからだと思います。
確かにfine には、
「良い、元気な」という形容詞の意味があるので
間違いではありません。
しかし多くの場合、ネイティブスピーカーは、
「I’m fine」を「元気です」の意味では使いません。
彼らは
「I’m fine」を「大丈夫です」の意味で使うことが多いのです。
例えば
「Would you like something to drink?」
– 何か飲むものが欲しいですか?
「No, I’m fine.」(結構です)」
– いいえ、大丈夫です
お店で何かをオファーされて断りたい時に使われます。
他にも、
「Are you ok?」
– 大丈夫?
「Yes, I’m fine」
-はい、大丈夫です
誰かに心配されたり、気にかけてもらった時、
相手を安心させるために使われます。
このように、
fine がポジティブな意味で使われるケースは
ほとんど無いのです。
したがって
「How are you ?」
に対して
「I’m fine」
と答えると、
「まあ、大丈夫だよ(100%ではないけどそこそこだよ)」
このように捉えられてしまう可能性が高いのです。
もしあなたが、
「元気です」
と、相手に調子が良いことを伝えたい時は
「I’m good」を使いましょう。
いままで「I’m fine」が「元気です」だけの意味だと思っていた方は、
今後様々な場面で
「I’m fine – 大丈夫です」
が使えるということも理解できましたね。
是非、活用してみてください!!