やらされるレッスンをやめてみると

2024年4月1日

こんにちは!英語のチカラのShizuka です!
今回は、私の自慢の生徒さんの1人でもある、
小学校高学年の女の子の話を皆さんにシェアしたいと思います!

彼女は今、お母さんと兄弟と一緒に親子留学をされています。
私は彼女が留学前の準備段階の時から
レッスンにてサポートをさせていただいていました。

彼女は現在、1年間という限られた期間で、
兄弟と一緒に現地の子達が通う学校に通っています。

彼女はもともとシャイな性格で、どちらかというと
積極的に友達を作りに行くタイプではありませんでした。
そして完璧主義でもあるため、間違えを恐れて
留学当初は自らコミュニケーションを取ることが難しそうでした。
学校では孤独を感じることもあったでしょう。

留学中、週に3回各20分のレッスンを行っていますが、
最初の頃は、フラストレーションが溜まっていることも多く、
レッスンであまり英語を話したがらないこともありました。

そんな時は無理やりレッスンを行うのではなく、
彼女の様子を見て、まずは彼女のストレスを和らげようと考えました。

私たち大人もそうですが、何かを学ぼうとする時、
自分に不安やストレスがあると、
その学びはなかなか頭に入ってきません。
子供は大人よりもセンシティブなので、
その辺りのケアはとても重要になってきます。

そしてその無理やりをやめると、
彼女の方から英語を話そうとする様子がみられました。

不思議なことですが、人は誰かに何かをやらされると
やりたくないと思ってしまいますが、
それをされなくなると自らやろうとしてくるんですね。

そして現在留学開始から約8カ月が経ちました。

今ではレッスン中、英語を話したくて仕方がない様子です。
英語でどう表現したら良いかわからない時も、
ただ私に答えを聞くのではなく、
どうにか自分の力で話そうとしてくれます。

学校ではネイティブが話すのを聞いているだけの場面も
まだ多いようですが、その反面、
レッスンで自分が沢山英語を話すことができることが嬉しい様子です。

このことは、彼女が自ら学びたいと思っているタイミングで
レッスンを受けられることがとても良い結果を生んでいます。

彼女にとっては、今の状況は、
レッスンを受けさせられている場合とは
比べ物にならないくらい、沢山のことを吸収できています。

留学期間も残り少なくなってきましたが、
この先彼女にとっては、成長するたびに
新しい課題も出てくることでしょう。
彼女の経験と共に、
私自身も彼女の成長を見ながらサポートができることに、
心から喜びを感じます。