イライラの感情を表す表現は?!

2024年3月20日

日常生活において、自分の思い通りにいかないことも多いですよね。
そんな時に友達や家族に自分の感情を伝えられたら、気持ちが楽になります。

今回は「イライラ」の感情を表す表現の中で、特に使われる

irritate
annoy
frustrate

の3つにフォーカスしてお話ししていきたいと思います。

まず、『irritate』は
「~をイライラさせる、~を刺激する」という意味の他動詞です。
同じことが凝り返し起こることでのイライラを表す時に使われます。
その為「焦り」の感情を表す時に使われることもあります。
主語(S)が「イライラしている」場合は

主語(S) + be動詞 + irritated

となり
「イライラさせられている」の受け身のニュアンスに変わります。
『irritate』を、過去分詞形にすることにより品詞を形容詞に変えています。
そして、主語である物又は人が、
自分を「イライラさせてくる物(人)」だと言いたい時は

主語(S) + be動詞 + irritating

となります。

● I am irritated with that sound.
➡その音にイライラしています。
● That sound is irritating.  
➡その音はイライラします。

次に『annoy』は
「~をイライラさせる、~を悩ます」という意味の他動詞です。
irritate』は、怒りに近いイライラを表しますが
annoy』は、日本語で言う「うざい」に近いニュアンスです
誰かの振る舞いや態度に対してのイライラに使われることが多いです。

● I am annoyed with his behavior.
➡彼の態度にイライラしています。
● His behavior is annoying.
➡彼の態度はイライラします(うざいです)。

最後に『frustrate』は
「~を挫折させる、~を失敗させる」という意味の他動詞です。
frustration(フラストレーション)」で馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
名詞になると、欲求不満という意味で日本語でも使われますね。
思い通りにならないことでのイライラを表現する時に使われます。
悔しいのニュアンスに近いです。

● I’m frustrated!
➡イライラする!
例)自分の英語力が足りずに会話についていけなかった時
● It is frustrating!
➡イライラする!
例)仕事が思うように進んでいない時

いかがでしたか?

今回は「イライラ」の感情を表す
『irritate』『annoy』『frustrate』
それぞれのニュアンスの違いについて取り上げました。

日本語ではどの場面でも「イライラする」で表せる感情を、
英語では場面によって使い分けが必要なことが分かりましたね。

このように感情を表す『irritate』『annoy』『frustrate』は、
ネイティブは会話の中でよく使いますし、
もちろん自分も使うことができます。

積極的に、会話の中で使っていきましょう!