リスニング 言えることしか聞き取れない?!

2024年1月20日

英語を教えていると必ず聞かれるのが
「リスニング力はどうやったらつきますか?」
という質問です。
この答えは、

「自分が言えることしか聞けない。」

なんです。
よく「言っていることはわかるけど、話せない」という人がいますが、
実は、自分が言えることしか聞き取ることはできないのです!

例えば、
りんごは英語で「アップル」ですが、
外国人がこれを発音すると「アポー」となります。

りんごは英語で「アップル」だと思っている人が
「アポ―」と聞こえてきても、
それがりんごのことを指しているとは思えないんですね。

ネイティブのように発音することを恥ずかしがったり、
自分の言いたいことが言えれば発音は気にしない、
と言っている人もいますが、実は、
これではいつまでも英語が聞き取れるようにはなりません。

「英語を聞き流すだけでリスニング力がつく」といった教材もよく目にしますが、
これでリスニング力をつけるというのは、到底叶わないことなんです。
リスニング力をつける一番の近道は、実は、
「しっかりとした発音で話せるようになること」
なんです。

正しい発音を意識して、ひたすら声に出す!
これを意識してやっていると、聞こえるようになってきますよ!!