比較級『-er』『more』違い分かっている?!

2024年2月21日

「こっちの方がきれいだよ」
「今日より明日が忙しいです」

このように、
2つの事がらを比べて「~より、~のほうが」とういう文章を『比較級』と言います。

形容詞の比較級は、
末尾にerを付けるか、その形容詞の前にmoreをつける、
と習いましたね。

「短い形容詞には-erで、長い形容詞にはmoreをつける」

そんなふうに曖昧な習い方をした方が多いのではないでしょうか。

しかし、これらにはしっかりと決まりがあるので、
今回はあらためて、この決まりを明確にしていきましょう。

erを付けるのかmoreをつけるのかは、その形容詞の音節の数で決まります。

音節とは英語ではsyllable (シラバル)と言われるもので、
簡単に言うと発音上の母音(a,e,i,o,u)の数です。

母音が1個の物にはerをつけ、
2個の物にはどちらも使うことができます。
3個の物にはmoreを付けます。

This is more beautiful.   
➡こっちの方がきれいです。
I will be busier tomorrow than today. 
➡今日より明日が忙しいです。

いかがですか?

今までerなのかmoreなのかで迷っていた方は、
その使い方が明確になりましたね。

比較級は日常的にとてもよく使う表現なので、
使いこなせると一気に会話はレベルがアップ!

何度も繰り返してアウトプットすることで、
自分のものにしていきましょう!!