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永久を表す『forever』『permanently』違いは??

2024年10月20日

皆さんこんにちは!英語のチカラのShizuka です!

昨日、海外に住んでいる生徒Aさんとのレッスンがありました。
Cさんは、来年日本に完全帰国するご予定です。

ある日、Aさんがネイティブではないお友達話と
英語で会話をしている時に、そのお友達がお子さんに
「They are going back to Japan forever.」
と言ったそうです。

『forever』は、馴染みのある方が多いと思いますが、
「永遠に」「ずっと」「永久に」という意味の副詞です。

「They are going back to Japan forever.」
➡ 彼らは(Aさん達)は永久に日本に戻ります。

と訳されるので、一見問題のない文章に見えます。

しかし、ネイティブだったら
「They are going back to Japan permanently.」
と言います。

『permanently』は、「永久に」「恒久的に」「永続的に」という意味の副詞で、
何かが変わらない状態や持続することを示します。

日本語の意味でとらえると『forever』と同じですね。

ですが『forever』は、時間的に長く続くことを示し、
感情や状況が変わらないことにフォーカスした言葉です。

I will love you forever.
➡ 私は永遠にあなたを愛します。

We promised to be friends forever.
➡ 私たちは永遠に友達でいると約束しました。

She wanted to travel the world forever.
➡ 彼女は世界を永遠に旅したいと思っていました。

一方『permanently』は、感情的にではなく
物理的に状態や状況が変更されないことを強調しています。

She decided to move to the city permanently.
➡ 彼女はその都市に永久に引っ越すことに決めました。

The files were deleted permanently from the system.
➡ ファイルはシステムから永久に削除されました。

He was permanently banned from the club for his behavior.
➡ 彼はその行動のためにクラブから永久に追放されました。

いかがでしたか?
「forever」と「permanently」は、
どちらも「永遠」を意味する副詞ですが、
その使われ方やニュアンスには明確な違いがあります。
感情的な文脈では「forever」、
物理的または公式な文脈では「permanently」を使うことで、
より適切な表現が可能となります。
これらの違いを理解し使い分けて、表現力を高めていきましょう!