紛らわしい「借りる、貸す」英語で言える?
2024年4月10日
こんにちは!英語のチカラのShizuka です!
今回はある生徒さんとのレッスンでの内容を
皆さんにシェアさせていただきます!
今日のレッスンで
海外在住中の生徒Aさんと、
皆既月食の話になりました。
彼女はご家族と一緒に
皆既月食を見に行ったそうです。
しかし、その時
サングラスを持っていくのを忘れてしまい
せっかくの皆既日食が見れずに困っていると
たまたま隣に居た日本人観光客の方が
親切にサングラスを貸してくれたそうです。
Aさんはレッスンの中で
このエピソードを私に話すとき
「They borrowed sunglasses.」
と言いました。
Aさんは、その前に
サングラスを持って行くのを忘れた
と言ったので、
このセンテンスには
私は少し混乱してしましました。
なぜなのかわかりますか?
「They borrowed sunglasses.」
これを訳すと
「彼らはサングラスを借りました」
となってしまいます。
『borrow』は
『~を借りる』という他動詞なんですね。
なので、
● We borrowed their sunglasses.
➡私たちはサングラスを借りました。
だったらよかったということになります。
他にも、
● Can I borrow your sunglasses?
➡サングラスを借りてもいいですか?
● I want to borrow your sunglasses.
➡サングラスを借りたいです。
のような言い方もできますね。
では『~貸す』のときは
何を使ったら良いのでしょうか。
答えは
『lend』
です。
● They lent us their sunglasses.
➡彼らはサングラスを貸してくれました。
● Can you lend us your sunglasses?
➡サングラスを貸してくれますか?
いかかでしたか?
『borrow: ~を借りる』
『lend: ~を貸す』 は
間違えて使ってしまうと
全く違う意味で伝わってしまいます。
どちらも海外旅行中には
とても役立つ動詞です。
これらの区別は多くの日本人の方々にとって
混乱しやすい表現ですが、
しっかり理解して
使い分けができるようにしておきましょう!