I don’t know 実は危険なフレーズ!?
2024年1月9日
道で外国人に何かを尋ねられて、その答えが分からない時
「I don’t know」という答え方が、
皆さんにとって一番馴染みのあるフレーズではないでしょうか。
しかし、この「I don’t know」は、
意味をしっかりと理解して使わないと、
危険なフレーズになってしまうんです。
確かに「know」という動詞には、
ベーシックな意味として「知る」があります。
でも、先ほどのような場面で、
その情報や知識に関して、
単純に「知らない」ということを伝えるつもりで、
「I don’t know」と言うと、
ネイティブにとっては、
かなり強めなニュアンスとして受け取られてしまうケースがあります。
場合によっては、
「知らない」と相手を突き放しているような感じをあたえてしまうのです。
では、「分からない」と伝えたいときは何と言えば良いのでしょうか?
ネイティブの人たちがよく使うフレーズとして
「I’m not sure」があります。
この「sure」という形容詞は
「確かな、確信した」という意味がり、
「I’m not sure」は
相手が自分に尋ねている内容に対して
「確信が持てない、はっきりとは分からない」となります。
そのため、
「I don’t know」のようにぶっきらぼうな印象を与えることはなく
優しい言い回しになります。
このように、
日本語に直訳すると同じ意味でも、
使われ方によって
ニュアンスが変わってしまう英語のフレーズはたくさんあります。
構造が全く違う日本語と英語を
日本語脳のまま暗記するのではなく、
しっかりその点を理解した上で、
英語学習に取り組んでいくことが大事です!