There is(are)使い方間違えていない?!

2024年1月10日

ペンがあります
There is a pen. 

「~がある、~がいる」というフレーズを耳にすると、
反射的に
There is(are)
を思いつく人が多いのではないでしょうか?

これは
対象物がそこに存在することを表す存在文です。

この存在文は、そのものの描写や説明ができません。

どういうことかというと、

話し手と聞き手の中で、
共通認識のない新しい情報や事柄にしか使えない

ということです。

There is a dog.
→(犬がいます)
There are many people.
→(沢山の人がいます)

このような文章ですね。
その物や人の存在しか表せません。

では逆に
共通認識のある
というのは、
既に話題に上がっていた名詞のことです。

ですので、
特定の名詞の前に置く
the」がつくものだということですね。

よって、
There is the pen on the desk.
としてはいけないということです。

これは、
共通認識のあるペン(the pen)が机の上にある
ということを説明している状態文になるので、

The pen is on the desk.
としなくてはいけません。

また、the だけではなく、
所有格のmyyour なども使えません。

There is my friend in Shinjyuku.
とは言わないですよね。

My friend is in Shinjyuku.
→(友達が新宿にいます)」

でなくてはなりません。

このように、英語では
「~がある、~がいる」
が、存在文なのか状態文なのかによって、
文章の作り方が全く違ってきます。

英語を話せるようになることを、
暗記に頼ってしまうと
自分が話したいことを
英語で話すことは出来ないのです。

このようなことが理解できると、
英語学習がスムーズに進むでしょう!!